初心者はロングテールキーワードでコツコツ集客してブログを育てよう
ブログ開設当初や開設後しばらくの間などはもちろん、考えなしに記事を書いている場合にも当てはまるのが、全くアクセスを集められないと言う事だと思います。
検索エンジンからのアクセスを狙っていく場合、やはりそれ相応の時間はかかってしまうものではあります。
しかし、しっかりと対策をとっていれば、時間とともに確実に効果が出てきます。
もちろん、その対策の一つは”記事の質”を良いものにすると言う事です。
そしてもう一つの重要な要素として、「ロングテールキーワード」を意識して記事を書いていくと言う事が挙げられます。
ロングテールキーワードとは、複合ワードによって敢えて検索ボリュームが少ないユーザーを狙っていく事です。
一つ一つのアクセスは少ないですが、それらの機会を多く得る事で、トータルのアクセスを増やす方法になります。
ロングテールキーワードを利用していく場合、そのキーワードは主に３つ以上のキーワードを組み合わせていく事になります。
一見、遠回りにも見えるこの方法ですが、確実にアクセスを増やそうと思った場合は、必須とも言えるやり方なんです。
今回は、ロングテールキーワードを意識したSEO対策について、そのメリットを解説していきたいと思います。
ライバル不在のキーワードで戦える
ロングテールキーワードを使用していく事でまず挙げられるメリットが、ライバルとの勝負を避けられると言う事ですね。
何故、避けなければいけないのかと思うかも知れませんが、アクセスがないのは、簡単に言えばライバルに邪魔されているからです。
「アフィリエイト」などの単一のキーワードで検索上位に表示される様なサイトは、それこそ大企業やトップアフィリエイターと呼ばれる強いライバル達な訳です。
広告枠を利用したりしてお金をかけたり、SEO対策そのものにもかなり力を入れている為、ぽっと出の一個人アフィリエイターが立ち向かえる相手ではありません。
検索需要の高い単一キーワードは”ビッグワード”となる為、必然的に競合が高くなってしまうんですね。
こう言ったワードだけでは、まともに勝負した所で検索上位に表示される可能性は低いのです。
大企業やトップアフィリエイター達と、正面からガチンコの勝負をするのは得策ではありません。
むしろ、わざわざ同じ土俵で勝負していく必要性がないんですよ。
考えなしに記事を書いていると、いくら記事を書いても強いライバルと勝負する形になってしまいます。
そんなのは、勝てない勝負を挑み続けているだけです。
当然、検索上位に入る事もなくなってしまい、結果として全くアクセスが来ない状態が続く事になる訳です。
ロングテールSEOによりライバル達との競合を避ける事で、例え後発組であっても同じジャンルでの勝負が可能となるのです。
安定的、且つ長期的なアクセスを獲得出来る
ロングテールキーワードを利用していく場合、必然的に検索ボリュームは少なくなります。
月間検索ボリュームは「100以下」と言うものも珍しくありません。
しかし、需要が少なくなる分、競合も低くなりやすくなります。
競合が低い＝ライバルが弱くなりやすいって事です。
つまり、ロングテールかつ競合の低いワードを狙っていく事で、検索結果には上位表示させやすくなります。
上位表示されると、当然アクセスがきやすくなります。
アクセス自体は少なくても、コツコツとかき集める事が出来るって事ですね。
ただ、検索される事自体が少ないもので集客していくと言う事は当然、成果が出るのに時間がかかると言う事も否定は出来ません。
「非効率的過ぎる・・ｱﾎｶ( ｀д´)、ﾍﾟｯ」
と思うかも知れませんね。
でも、逆に言えば多くの人がやりたがらない、”疎かにしがちな事”であるって事です。
だからこそ、この小さな積み重ねは今後確実に効力を発揮していくものだと言う事が言えます。
確かに、ビッグワードでアクセスが取れるならそれに越した事はありません。
しかし、競合相手に勝てなければ、いつまで経ってもアクセスは増やす事は出来ませんからね。
コツコツと確実にものにして言った方が、結果的に早く成果を上げる事にも繋がるんです。
”短期間で一気に集客出来る裏技、魔法の様な方法”
仮にそんなものがあったとして、それが継続的にアクセスを集められるかどうか、長期的収益になり得るかどうかは別問題です。
一時的な効果しかないものだったとしたら、あんまり意味がありませんよね？
仮にそれらの方法を行うにしても、加えてロングテールによるSEO対策を行っていく事が最善の方法である事に変わりはありません。
小さいながらも、確実に力を持った一つ一つの記事が集まる事で、ブログ全体の力も確実に高まっていきます。
これは長期的に見れば、ビッグワードでの集客にも期待出来るものになっていく方法なんです。
キーワード毎に記事を書いていくと言う、とにかく面倒で時間のかかる作業である事は否定出来ません。
しかし、ここで努力をすればするだけ、後々楽になりますので頑張りましょう。
ピンポイントの見込み客を狙う事が出来る
複合キーワードを使っていく事で、必然的に見込み客となる対象を絞る事になります。
その検索ワードにぴったり合った”見込み客”をピンポイントで狙い撃ち、得る事が出来るようになります。
アフィリエイトでの集客は、サイト上にしろリスト取りにしろ、ただ単にアクセスを集めれば良い訳ではありません。
あくまで、最終的には「アフィリエイト商品の成約」を狙う事が目的な訳です。
よって、いかにその見込み客を引き入れるかが重要になるので、これは大きなメリットとなる訳ですね。
ただ、必然的に多くの記事を書いていかなければいけない為、
・記事が書けない
・似た様な記事になってしまう
と言った問題も引き起こされてしまいます。
「重複コンテンツ」はGoogleの評価を下げてしまう可能性がある為、なるべく似通った記事を書かない様に工夫をする必要があります。
その場合は「記事の書き方」でもお伝えしている様に、”別の切り口から記事にする”と言う方法が有効です。
また、その記事内容が必要であろう、「ターゲットそのもの」を変えてしまうと言うのも有効な方法となります。
例えばターゲットを「アフィリエイト」をする人に向けていたものを、「ネットビジネス全般」を対象にしたものとして書いてみたり。
逆に「ブログで行う」対象に絞ったものにしてみる、「社会人や主婦をターゲットにした副業向け」の記事にする、と言った事も出来るはずです。
主に記事タイトルに複合キーワードを使用して、狙うターゲットを絞り込みましょう。
細かい複合ワードを使用していくと言う事は、想定した読み手が何を知りたいかを、より明確にして記事を書いていくと言う事です。
自分が検索するとしたら、どんな検索ワードを打ち込み、どんな内容の記事を求めているか？
これを意識し、検索する側の立場になって考え、記事を作成していく事を前提にしましょう。
読み手の目的に沿ったものにする事が出来ますし、ひいては”かゆい所に手が届くサイト”として信用を得る事にも繋がります。
まとめ
以上の事から、ロングテールキーワードによるSEO対策の重要性は、ご理解いただけたはずです。
確かに、時間もかかるし面倒臭いやり方です。
しかし、そう言ったデメリットはあるものの、下記の様に補って余りあるメリットがあります。
・ライバルを避けてアクセスを集められる上、不毛な労力とならない
・ピンポイントに読み手が知りたい事を提供する事が出来る
・見込み客に訴求する事で、アフィリエイトの本懐である成約率が高まる
・検索エンジンの評価が上がっていき、ブログ全体のSEO効果まで高まる
・ブログ全体の評価が上がると、軸となるビッグワードのSEO効果も狙える
・長期的、安定的アクセスを得ながら信用を得られる
記事タイトルで「初心者向け」とは言っていますが、究極的にはこの小さな積み重ねがモノを言います。
正確には、例え初心者であろうがそうでなかろうが、
「ブログを作成する際において常に意識しておくべき方法」
なのです。
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